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カテゴリ:基礎知識

医療保険について

基礎知識

医療保険

病気やケガ等の入院や手術を受けたときに給付金が受け取れる保険です。退院や通院の給付金があるタイプもあります。

●メリット
入院保障に重点を置いているため、保険料が安く契約時の保険料が終身変わらない終身タイプのものと、保険期間が5年や10年などの、比較的短期のものを更新していく定期タイプ(当初の保険料は安く設定されていますが、更新時には保険料が上がります)のものがあります。また、給付内容も保険によって、さまざまなバリエーションがあります。
●デメリット
実際の費用とは関係なく、入院日数により給付金額が決まる場合が多いです。
●期間
5年、10年などの一定期間、あるいは終身。
●中途解約
いつでも解約できます。
●保険料の支払
月払、半年払、年払。
●税金
個人の場合、払込保険料は、生命保険料控除の対象となります。入院給付金や手術給付金など、体の傷害に基因して支払を受けるものは、受取人が被保険者・配偶者・直系血族あるいは生計を一にする親族の場合、非課税です。
<限定告知型の医療保険の販売>

保険会社各社から既往症のある方、従来型の医療保険に加入できない方でも、簡単な告知で加入しやすい医療保険が発売されています。告知に該当しなければ、職業告知で選択されたうえで加入できるため、大きなメリットとなっています。
ただし、デメリットとしては、以下の点があげられます。

  • 同じ保障内容で比較すると、従来型の医療保険よりも保険料が高い。
  • 加入初年度は持病時の入院給付金が半額支給となる。
  • 給付金の支払は、「加入時よりも症状が悪化した」ことによる入院・手術に限られる。

※代表的な告知の一例

  • 過去2年以内に入院または手術をしたことがある。
  • 過去5年以内にがんで入院または手術をしたことがある。
  • 今後3ヶ月以内に、入院または手術の予定がある。
  • 現時点で、がんまたは肝硬変と医師に診断または疑いがあると指摘されている。
  • 現在までに公的介護保険の要介護認定(要支援を含む)を受けたことがある。

※本記載は、平成23年6月現在の税制に基づく一般的な取扱について記載しています。
税務上の取扱が税制改正などで変更となることがありますので、ご注意ください。
また、個別の取扱等につきましては、所轄の税務署等にご相談ください。

特定疾病(三大疾病)保障保険

特定の疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)にかかり、所定の状態になった場合に保険金が支払われる保険です(生前給付型保険)。期間の定められている「定期タイプ」と、一生涯保障される「終身タイプ」とがあります。また,他の保険に「特約」として付加する場合や、単独の商品として扱う場合があります。特定疾病保険金を受け取った場合、契約はなくなります。特定疾病保険金を受け取っていない場合、死亡・高度障害時に、死亡・高度障害保険金が支払われます。

●メリット
生前に保険金を受け取ることができるため、高額の医療費の支払いや、家族の生活費の準備にすることができます。
●デメリット
保険金請求人は、本人ですので、保険金支払事由が生じた場合,被保険者が自分の病名を知る場合があります。つまり「ガン告知」等の問題を生じる危険性があります。 ※被保険者が保険金を請求できない特別の事情があるときは、予め指定した指定代理請求人が被保険者に代わって請求可能です。
●期間
一定の期間が決められた「定期型」と、一生涯の「終身型」があります。
●中途解約
いつでも解約可能です。
●保険料の支払
月払、半年払、年払、一時払。
●保険金額
最高保険金額 2,000万円。(各生命保険会社により違います。)

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